【単体考察】HSジャローダ
【はじめに】
75-75-95-75-95-113
第五世代御三家の草枠。種族値はSだけ飛び抜けて高く、他は抑えめな数値になっている。両壁を貼れ、タマゴ技で「へびにらみ」を覚えるので起点作り型としての採用が多いながらも、チート夢特性「あまのじゃく」によって全抜きも可能なアグレッシブなポケモン。今回は、サイクル戦向きの残飯HSジャローダを考察する。
1.性格/特性/持ち物について
それぞれ臆病、あまのじゃく(夢)、残飯とする。
筆者は、ジャローダにランドでがんせきふうじを打ったことがある。
2.調整について
177(212)-×-115(4)-104(68)-119(28)-173(+196)
(Bの個体値30)
H-実数値16n+1
B-あまり
C-+2めざ氷で特化テテフのムンフォ耐え調整メガマンダをステロ込みで確定
D-あまり(DL対策)
S-準速メガマンダ抜き
このポケモンはめざパのタイプがとても大事で、氷にすればマンダ、炎にすればハッサム/ナットレイ、地面にすればドラン、岩にすればリザに打点ができるが、それぞれ違うタイプなら有効打点が0になる。そのため、めざパのタイプは構築単位で重いポケモンに対応できるよう変える必要がある。今回は、マンダがトップメタに君臨している現状を踏まえ、マンダに対して受け出しを許さない調整、技構成とした。
3.技構成
・やどりぎのたね
・みがわり
・めざめるパワー氷
(選択)
・へびにらみ
・リフレクター
めざパのタイプは選択。
みがわりは必要に応じて選択枠と変えていいと思う。
4.与ダメ
- D4振りカプ・テテフに39.3%〜46.2%(+2込みで確定2発)
-H172D107カプ・コケコに41.8%〜49.4%(+2込みで確定2発)
・+2リーフストーム
- H252振りカプ・レヒレに115.2%〜136.7%
-特化カバルドンに104.1%〜123.7%
- H4振りミミッキュに93.8%〜110.6%(乱数62.5%)
・+2めざ氷
- 無振りガブリアスに98.3%〜115.8%(乱数87.5%)
5.被ダメ
-+1メガギャラの氷の牙を75.7%〜89.2%で確定耐え
-特化ミミッキュのぽかふれを81.9%〜97.1%で確定耐え
- C143カプ・レヒレのムーンフォースを37.2%〜44.0%(確定3発)
【最後に】
ダメ計が少なくて申し訳ないが、ある程度の耐久があるということはわかっていただけたのではないか。草技自体の通りは良くないので、定数ダメでじわじわ削って一貫を作っていくのが大切。サイクルに介入させるには耐久が足りないので、いかにHPを温存させていくかがサイクル戦を有利に進められるか否かに関わってくると思う。